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現在ビーチ・ボーイズで活躍するジェフリー・フォスケットのカヴァー作品第4弾!!A面には『オン・ザ・ストリート・コーナー3』にも収録された山下達郎作のアカペラ名曲「LOVE CAN GO THE DISTANCE 」そして、B面には バディ・ホリーの「TRUE LOVE WAYS」を収録。生産限定カラービニール(パープル)仕様。 楽曲解説: ※LOVE CAN GO THE DISTANCE 自身もファンであり憬れの存在であると公言し、これまでにも山下達郎のナンバーを数多くカヴァーしてきたジェフリー・フォスケットだが、今回セレクトしたこの曲は、長年、達郎ファンを自認してきた人たちをも唸らせる、そんな選曲と出来映えと言えそうだ。山下達郎のオリジナル・ヴァージョンは1999年11月10日にマキシ・シングルとしてリリース、当時はNTTコミュニケーションズのTV CMソングに起用された。また同月25日にリリースされた『オン・ザ・ストリート・コーナー 3』にもアルバム・リミックスが収録されている。作詞はお馴染み、アラン・オデイだ。中低域の抑えめな感じが生み出す静謐な空気感、そしてそこに存在感あふれる歌が乗った熟練の達郎ヴァージョンと比べると、キーを上げて明るさがアップしたジェフリーによるカヴァーは、その声質も手伝ってビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの歌声を彷彿とさせる。そしてその裏には例えば「Surf's Up」などの影響を感じ取ることが出来る。ジェフ・ラーソンのヴォーカル・プロデュース手腕も見事だ。 ※TRUE LOVE WAYS オリジナルはバディ・ホリー。妻マリア・エレナへの愛を歌った曲で1958年10月に録音されたものだが、翌年2月に彼は飛行機事故で死去。そして死後の1960年にシングル・リリース(CORAL 9-62210)され、アルバム『The Buddy Holly Story Vol.2』にも収録され陽の目を見た。ノーマン・ペティとバディ・ホリーの共作であるこの曲は、オリジナルではクルーナー調に歌われた美しいスロー・バラードで、ハープやストリングス、テナー・サックスなども配された豪華なアレンジが特徴。しかしジェフリーが影響を受けたのはリック・ネルソンによるカヴァーで、こちらはEPIC時代の1978年11月に録音されたが当時は未発表に終わり、1986年5月に発表された『Memphis Sessions』(EPIC LP-40388)に収録された。こちらはアコースティック・ギターのアルペジオに始まり、コーラスが加わる温かみ溢れるアレンジと短くまとめられた曲構成が特徴。ジェフリーのヴァージョンではこのアルペジオをエレキ・ギターに置き換え、また歌い方などはリック・ネルソンの影響を受けている。間奏のガット・ギターによるソロも聴きどころ。メロディの美しさが際立つナイス・カヴァーだ。ピーター&ゴードン、スキーター・デイヴィス、ボビー・ヴィー、ジャクソン・ブラウン、クリフ・リチャードなど数多くのカヴァーも存在する人気曲。
収録曲
Side-A: LOVE CAN GO THE DISTANCE Side-B: TRUE LOVE WAYS