世界各地を飛び回り、DJプレイでオーディエンスを熱狂させるDJ KOCO aka SHIMOKITA。その唯一無二の7インチ・レコード・オンリーのプレイスタイルの背景には、彼がこよなく愛する日々のレコード・ディグがある。そんなDJ KOCOが2025年のRSDのアンバサダーに就任し、Tania Mariaの「Made In New York」を3人組のジャズ・バンド、45trioと共にカヴァーした7インチもリリースする。そこで、DJ KOCOにインタヴューすると同時に、そのレコード・ディグに密着することにした。ディスクユニオン下北沢店、ELLA RECORDS VINTAGE、BLOW UPといった3店舗で、それぞれ1万円という予算の範囲内で、DJ KOCOはどのようなレコードを選び、どんな買い方をするのか。DJとレコードの世界、その文化の奥深さの一端を見させてもらった。